雲丹は棘皮(きょくひ)動物に属し、ヒトデやなまこの仲間です。 石灰質の骨板がぴったりくっつきあってできた球状の固い殻をもち、 世界に約900種が生息しており、日本近海では約140種が知られています。
口は球状の殻が地物に接する面にあり、肛門はその反対側、すなわち背面にあります。 長短さまざまの棘(とげ)をもち、その間にある吸盤状の管足(かんそく)をつかって動きます。 棘の間には、やっとこはさみの形をした叉棘(さきょく)があり、体の掃除や身を守る為に使われます。
「海胆、海栗」は、生の状態を示し、「雲丹」は、塩漬けされたものを指します。 雲丹の「雲」とは「集まる」 ことを意味し、「丹」は「赤い」という意味です。 ちなみにウニは英語でsea urchinと呼び、直訳すると「海のいたずらっ子」となります。 さらに「粒雲丹」は「grayny seaurchin roe」と言います。
可食部の成分は、100g中、カロリーが148kcalで、ビタミンAが1200IUとかなり多く含まれています。 このことからウニは、皮膚の粘膜を正常に保つ役割やシミ、ソバカスの予防、がん予防にまで効果があることになります。 ウニはただおいしいだけではなく、栄養面でも優れているといえます。
棘皮動物とは、皮膚の下にトゲを持つ仲間のことで、「棘」という字は、「トゲ」を指します。 5つのグループ(ウニ類、ナマコ類、ヒトデ類、クモヒトデ類、ウミユリ類)に分けられています。
体の特徴としては「5」が基本で、5つの腕をもっていたり、体が5角形だったりします。
