赤ウニをわずか4%の塩分で熟成しております。
おいしさの秘密は、赤うにが水揚されたその日のうちに、身の割り出しから塩ふり、瓶詰めまでの作業を行うことです。
玄界灘の激流に育まれ丸々肥えた赤ウニと、選り抜いた塩だけ作り上げます。
粒赤ウニを作り出す「時期」の見極が大変重要で、長年の経験によるものです。 もし時期を見誤れば「ただ辛く苦いだけの塩ウニ」になってしまいます。
とくに赤ウニは時期の見極めが難しく、「赤ウニを塩することは困難」といわれる由来です。 長崎でも小林商店を初め、数えるほどしか加工できる会社はありません。(※1)
「塩うになのに甘い!」と多くの人々が目を丸くした、粒赤ウニの上品で濃厚な口合当たりをどうぞお楽しみください。
塩ウニの発送は、冷凍便、冷蔵便をお選びいただけます。 商品到着後すぐにお召し上がりになられる場合は冷蔵便をおすすめいたします。
複数本購入するなど、すぐには召し上がらない場合は冷凍便をおすすめいたします。
生うにを一汐ウニに加工するということは、 単純に、生うにを長期保存させるために塩をする、ということではありません。
雲丹の身に塩をふると、塩の浸透圧の作用により身の水分が抜け、風味が濃縮されます。 さらに塩のもつたんぱく質を固める作用により粒がねっとり と程よい食感に変わります。
塩をふりすぎるとただの塩辛いだけの食べ物になってしまいますので、薄塩で、 しかも均一にまんべんなく同じ塩分濃度にします。
生うには当然美味しいですが、あくまでも「素材の味」です。 一汐雲丹は「素材の味」を大事にしつつ、「塩」により「珍味の旨み」をひきだしたものです。
粒赤ウニを作るには、時期の見極めが大変重要となります。 赤ウニは採取される海域や、 そのシーズンにより微妙に成熟が異なります。 ある海域では7月中旬頃最も適す状態になっていたり、 またある海域では10月頃が最適だったりと、塩ウニ職人は毎年赤ウニの状態を細やかに観察しています。
粒赤ウニを60g作る為には、 生の赤ウニをおよそ90g(平均値)使います。 より多くのお客様にご賞味いただけるよう、精一杯の本数を作り、 瓶つめ後-30℃の急速冷凍機にかけます。 こうすることで作りたての美味しさのまま、お客様に味わいいただくことができるのです。
(※1)粒赤ウニの製作は困難を極めます。 赤ウニに塩をすると、ウニの色が真っ黒になって見栄えが悪くなってしまう場合があるため塩加減が難しく、 さらに加工する時期を見誤ると、独特な旨味が出ず、苦味で風味が落ちてしまいます。 数値化できない微妙な要素が含まれます。
粒赤ウニは決して安くはありません。 しかし、粒赤ウニを購入されるお客様の多くはリピーターでまとめ買いをされる方々です。 お客様の期待を裏切らぬよう、 最新の注意をこめて作っております。 他店の塩ウニと食べ比べてみてください。 ウニがお好きなお客様にこそ味わっていただきたい商品です。
小林商店の粒赤ウニは、余計なものを一切使用しません。 新鮮な赤ウニと塩だけで造ります。
送料は別途800円頂戴致します。一万円以上お買い上げで送料無料